2008年12月12日金曜日

現代仮名遣いに「づつ」

現代仮名遣いは十分に普及した。ほとんどの人がほぼ正確な現代仮名遣いで文章を書くことができる。

しかし,ときどき歴史的仮名遣いが混じることがある。いちばん目にするのは「づつ」。年配の方で「どっちが正しいのかよく分からない」という人もいる。

「ずつ」を「づつ」と書いてしまう背景には語源意識があるのではないか。辞書で調べると「づつ」の語源ははっきりしないようだが,いかにも同じものが繰り返しているような感じはする。「つづく」や接続助詞の「つつ」(例:歩きつつ)と何か関係ありそうな気もする。だからつい「づつ」と書いてしまうのでは。

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